「ChatGPTを使ってみたけれど、期待したような回答が来ない」 「結局、自分で書いた方が早い気がする」
もしそう感じているなら、 それはAIの性能が低いのではなく、 「指示の出し方(プロンプト)」に原因があるかもしれません。
AIは「超優秀な新入社員」ですが、 指示待ち族でもあります。
「いい感じによろしく」という曖昧な指示では、 AIも困ってしまい、平凡な回答しか返せません。
この記事では、AIコンサルタントが厳選した、 コピペするだけで業務効率が劇的に上がる「神プロンプト」10選を公開します。
ぜひブックマークして、日々の業務でお使いください。
AIの成果は「プロンプト」で9割決まる
まず前提として、 AIへの指示文のことを専門用語で「プロンプト」と呼びます。
ビジネスでAIを使いこなすコツは、 「役割」と「条件」を明確に与えることです。
- × 悪い例:「謝罪メールを書いて」
- ○ 良い例:「あなたはベテランの営業担当です。以下の条件で、取引先への謝罪メールを書いてください」
この「型」を意識するだけで、回答の質は激変します。 それでは、具体的な「型」を見ていきましょう。
コピペでOK!ビジネス神プロンプト10選
ここからは、そのまま使えるプロンプトを紹介します。 [ ] の部分をご自身の状況に合わせて書き換えてください。
【文章作成・メール編】
1. 失礼のない「丁寧な断りメール」
あなたはプロの秘書です。 取引先から「新商品の提案アポイント」を依頼されましたが、 スケジュール調整がつかず、今回は丁重にお断りする必要があります。 今後の関係を良好に保ちつつ、角が立たない断りメールを作成してください。
相手の会社名: [ 株式会社〇〇 ] 相手の担当者名: [ 〇〇様 ]
2. わかりにくい文章の「推敲・リライト」
以下の文章は、社内向けのお知らせです。 内容を変えずに、もっと読みやすく、親しみやすいトーンに修正してください。 誤字脱字があれば修正し、重要な部分は太字にしてください。
元の文章: [ ここに自分が書いた文章を貼り付ける ]
3. クレーム対応の「冷静な返信案」
あなたはカスタマーサポートの責任者です。 お客様から以下のクレームが届きました。 まずはお客様の心情に寄り添い、事実確認を行うための「一次返信」を作成してください。 解決策はまだ提示せず、誠意を伝えることに集中してください。
クレーム内容: [ お客様からのメール本文を貼り付ける ]
【業務効率化・整理編】
4. 長文の「要約・箇条書き」
以下の文章は、業界ニュースの記事です。 忙しい経営者が30秒で理解できるように、 重要なポイントを3つの箇条書きで要約してください。
対象の文章: [ 記事やメールの本文を貼り付ける ]
5. 複雑なタスクの「分解・手順化」
私は[ 来月の展示会の運営リーダー ]を任されました。 準備から当日の運営までにやるべきタスクを、 時系列順に洗い出し、リスト化してください。 漏れがないように網羅的に挙げてください。
6. Excel関数の「生成」
Excelで以下の処理をしたいです。 最適な関数または数式を教えてください。 初心者でもわかるように解説も加えてください。
やりたいこと: [ A列にある氏名から、苗字と名前を分けて、B列とC列に表示したい ]
【アイデア出し・壁打ち編】
7. 企画の「ブレインストーミング」
あなたは優秀なマーケターです。 [ 20代男性 ]向けの[ 新しいプロテイン商品 ]の販売促進キャンペーンを考えています。 ユニークで話題になりそうなアイデアを10個出してください。
8. 自分の意見への「反論・フィードバック」
私は以下の事業戦略を考えています。 これを実行するにあたり、想定されるリスクや、 批判的な視点からの反論を5つ挙げてください。 忖度は不要です。
私の考え: [ 事業プランの概要を入力 ]
9. 難しい概念の「子供向け解説」
[ インボイス制度 ]について、 小学生でもわかるように、身近な例え話を使って説明してください。
10. ネイティブ風の「英語メール作成」
海外の取引先に、以下の内容を英語でメールしたいです。 翻訳ソフトのような不自然な英語ではなく、 ビジネスシーンで使われる自然でプロフェッショナルな英語にしてください。
内容: [ 日本語で伝えたい内容を入力 ]
注意!プロンプト入力時の鉄則
これらを使う際に、絶対に守っていただきたいルールがあります。
それは、「機密情報や個人名をそのまま入力しない」ことです。
AIに入力した情報は、AIの学習に使われるリスクがあります(設定によります)。 顧客名や具体的な売上数字などは、 [ A社 ] や [ 〇〇円 ] のように伏せ字にしてから入力してください。
なぜAIコンサルタントが必要なのか
今回ご紹介したのは、あくまで「汎用的」なプロンプトです。
しかし実際の業務では、 「うちの会社の就業規則に基づいた回答が欲しい」 「過去の議事録のフォーマット通りに出力させたい」 といった、御社独自のカスタマイズが必要になります。
AIコンサルタントは、 こうした御社専用のプロンプト(指示書)を設計したり、 社内データだけを参照する安全なAI環境を構築したりするプロです。
「コピペ」から一歩進んで、 「自社仕様のAI」を作り上げる段階になれば、ぜひご相談ください。
まとめ
まずは難しく考えず、今回紹介したプロンプトを試してみてください。
- AIは「指示の出し方」で賢さが変わる。
- 「役割」と「条件」を与えるのがコツ。
- 機密情報は伏せ字にするのを忘れずに。
「この業務もAIに任せられるかも?」 そう感じることが、DXへの第一歩です。
まずは今日のメール返信から、AI秘書に頼んでみましょう。